カスタムカーソル
概要¶
**カスタムカーソル**は、ユーザーが一般的なマウスカーソルの代わりに希望するカーソル形状をHive UIにロードできる機能です。ユーザーは、ゲームだけでなく、Hiveが提供するUI(利用規約ポップアップやログインポップアップなど)にカスタマイズされたカーソルを適用することで、ゲームとHive UIの間のカーソルスタイルの違いを減らすことができます。
Note
**カスタムカーソル**機能は、Hive SDK v4 Unity Windows 25.0.0から利用可能です。
サポートされているファイルタイプ¶
カスタムカーソルとしてサポートされているファイルタイプは次のとおりです:
- CURファイル
- ICOファイル
- PNGファイル
操作の優先順位¶
Hive SDKにおけるカーソルファイルの読み込み優先順位は次のとおりです:
- CUR、ICO、PNGファイルが存在する場合: ファイル形式の順序CUR → ICO → PNGで各ファイルを読み込み、カーソルとして表示します。
- ファイル名(例: customcursor)が同じ場合: customcursor.cur、customcursor.ico、_customcursor.png_ファイルの中で最初に読み込まれたファイルのみが優先順位に従ってカーソルとして表示されます。
ユーザー設定¶
カスタムカーソルを使用するには、リソースフォルダーを設定し、ホットスポットを指定する必要があります。
リソースフォルダーの設定¶
_Resources_フォルダーの下にcustomcursor.extension name
形式でファイルを配置してください。
ホットスポット指定¶
カーソルファイルタイプに基づくホットスポット指定方法は次のとおりです。
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CURファイル: ホットスポット情報を含み、これに基づいてカーソルを正確に表示します。
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ICOおよびPNGファイル: ホットスポット情報を含まないため、デフォルトでホットスポットは
(0,0)
になります。
注意事項¶
Hive SDKに**カスタムカーソル**機能を適用する際は、以下の点に注意してください:
-
サポートされている最大解像度は256x256ピクセルです。各CUR、ICO、またはPNGファイルの解像度が256x256を超える場合、カーソルが正しく表示されない可能性があります。
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ICOおよびCURファイルは複数の画像サイズをサポートしていますが、Hive SDKはあらかじめ指定されたデフォルトサイズのカーソルのみを表示します。
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PNGファイルは透明な領域も画像領域として考慮します。したがって、(0,0)ホットスポットとして左上を指定する際の問題を避けるために、左上に透明な領域を使用しないことをお勧めします。