タッチジェスチャー¶
概要¶
Hive SDKによって実装されたUIでは、ユーザーはタップやスワイプなどのタッチジェスチャーを通じてUIと対話できます。例えば、Hive SDKによって公開されたウェブビューエリアでは、ユーザーはウェブビューエリア内のボタンをクリックしたり、タッチインターフェースを使用して画面をスクロールしたりできます。
サポートの範囲¶
- サポートされているUI: Windows上のHive SDK UnityによってサポートされているすべてのUI
- サポートされているデバイス: タッチディスプレイとWindows OSを搭載したすべてのデバイス
操作方法¶
- アイテムを選択: 画面上の対応するアイテムをタップします。
- 画面をスクロール: 画面に1本または2本の指を置き、横または縦にスワイプします。
- テキスト入力: 編集可能な入力フィールドをタップします。入力フィールドをタップすると、キーボードが表示され、入力フィールド内にカーソルがアクティブになります。
- テキスト入力を終了: 編集可能な入力フィールドの外側をタップします。
知られている問題¶
- 実行するアプリは管理者権限で実行する必要があります。そうしないと、画面キーボードを使用したテキスト入力など、一部のタッチインターフェースが正しく機能しない場合があります。
- PG決済ウィンドウのような子ウィンドウとして公開されるWebビューでは、画面キーボードを使用して編集可能な入力フィールドにキーを入力する際に遅延が発生することがあります。
- アプリが画面キーボードがアクティブな状態で予期せず終了した場合、Windowsのログイン画面や管理者権限リクエストウィンドウなど、ユーザーの操作が必要な状況で画面キーボードが自動的に起動することがあります。これはWindowsのシステムポリシーによる正常な動作であり、これを無効にするには、以下の設定を構成する必要があります。
Windows 11¶
- 設定 > アクセシビリティ > キーボード > 画面キーボード、アクセスキー、および印刷 スクリーンに移動します。
- 画面キーボードをオフに設定します。
ウィンドウズ 10¶
- 設定 > キーボード > キーボードに移動します。
- オンスクリーンキーボードのためにキーボードなしでデバイスを使用をオフに設定します。
Note
Steam自体のタッチスクリーンサポート機能により、UMPCでSteamによって公開されたウィンドウ(支払い画面など)をタッチすると、ユーザーの意図とは異なる動作をする場合があります。SteamDeckではタッチは正常に動作します。