テストログの送信¶
概要¶
テストログを送信して、データが意図どおりに収集されるかを確認できます。テストはサンドボックス環境と商用環境のどちらでも実施でき、どちらの環境でも以下の手順で進めます。
| ステップ | 内容 | メニュー |
|---|---|---|
| 1. テストログの送信 | テストする環境でテストログを送信します。 | データ > イベント > [ソース生成]タブまたは[ETLシミュレーション]タブ |
| 2. 受信確認 | 送信したデータが収集されたかを確認します。 | データ > イベント > [データプレビュー]タブまたは BigQuery |
| 3. 指標構成の確認 | 収集したデータで目的の指標を作成できるかを確認します。 | Create(チャート、ファネル、リテンション、ランキングなど) |
テスト環境¶
| 環境 | 送信先 | 保存データセット | 指標への反映 |
|---|---|---|---|
| サンドボックス | サンドボックス受信アドレス | analytics_N_sandbox | 商用指標に含まれない |
| 商用 | 商用受信アドレス | analytics_N_live | 商用指標に含まれる |
商用環境でテストする場合¶
商用環境に送信したテストログは、実際の指標に含まれます。実際の指標に影響を与えないよう、以下のように準備してからテストしてください。
-
テスト専用の appId を発行します。
Hiveコンソール > アプリセンターでテスト用アプリを登録し、テスト専用の appId を発行します。詳細はApp ID 管理を参照してください。
-
テストデータが指標に含まれないよう、以下のいずれかのメニューで除外します。
メニュー 除外方法 指標除外ユーザー管理 テストに使用したユーザーを指標除外ユーザーとして登録 指標フィルター管理 テスト用 appId または QA サーバーを除外条件として登録 時間設定 正式リリース日を指標開始日に設定し、リリース前のテストデータを除外
1. テストログの送信¶
テストする環境でテストログを送信します。開発者はソースコードを適用して実際のイベントとして送信し、非開発者は ETL シミュレーションでサンプルデータを送信できます。
| 方法 | 対象 | 説明 |
|---|---|---|
| ソース生成 | 開発者 | 生成されたソースコードをアプリクライアントまたはサーバーに適用し、テストイベントを発生させてログを送信します。 |
| ETL シミュレーション | 非開発者 | コードを書かずに、コンソールでフィールド値を入力してサンプルデータを送信します。 |
ソース生成で送信(開発者)¶
- データ > イベントでテストするイベントを選択し、[ソース生成]タブに移動します。
- クライアント開発者またはサーバー開発者タブでソースコードを確認し、アプリクライアントまたはサーバーに適用します。
- テストする環境でテストイベントを発生させ、ログを送信します。
Note
サーバーから Fluentd または HTTP で送信する場合は、テストする環境の受信アドレスに送信する必要があります。商用・サンドボックスの受信アドレスはイベントログの送信で確認できます。
ETL シミュレーションで送信(非開発者)¶
- テストする環境のアナリティクスコンソールでデータ > イベントに移動し、テストするイベントを選択します。
- [ETLシミュレーション]タブで、イベント収集テーブルの各フィールドにテストする値を入力します。
- 送信ボタンをクリックします。
[ソース生成]タブと[ETLシミュレーション]タブの詳細は、イベントを参照してください。
2. 受信確認¶
送信したテストログが収集されたかを、以下の 2 つの方法のいずれかで確認します。
データプレビューで確認¶
データ > イベントでテストしたイベントを選択し、[データプレビュー]タブで照会期間をテストログを送信した日付に設定して照会します。
- テストログがリストに表示されるかを確認します。
- 送信した属性値が意図どおりに収集されたかを確認します。
BigQuery で直接確認¶
アナリティクスコンソールでBigQuery 照会権限を申請すると、BigQuery で保存されたデータを直接照会できます。イベントログは t_raw_event_log テーブルに保存されます。
SELECT userId, deviceId, appIdGroup, appId,
DATETIME(TIMESTAMP_ADD(dateTime, INTERVAL 32400 SECOND)) AS dateTime_kst, -- UTC で保存された dateTime を KST に変換
SAFE_CAST(
JSON_VALUE(attributes, '$.eventAttributes.level') AS INT64
) AS level -- level をイベント属性として送信した場合
FROM `habq-storage.analytics_N_sandbox.t_raw_event_log` -- 商用環境でテストした場合は analytics_N_live
WHERE identifierProvider = 'hive' -- ユーザー識別子の発行システム(hive 固定)
AND eventName = '{テストしたイベント名}'
AND appId = 'com.sample.test.aos' -- テストに使用した appId
AND JSON_VALUE(attributes, '$.hiveAttributes._dataSource') IN ('custom_server', 'custom_sdk') -- 直接送信したイベント(サーバー、SDK)のみ照会
-- KST で照会する場合
AND dateTime >= TIMESTAMP_SUB(TIMESTAMP('2026-09-30 00:00:00'), INTERVAL 32400 SECOND)
AND dateTime < TIMESTAMP_SUB(TIMESTAMP('2026-10-07 00:00:00'), INTERVAL 32400 SECOND)
-- checksum 基準で重複を除去する場合
QUALIFY ROW_NUMBER() OVER (PARTITION BY checksum ORDER BY bigqueryRegistTimestamp DESC) = 1
LIMIT 100
t_raw_event_logはdateTime基準の日別パーティションテーブルのため、照会時は日付条件を必ず指定してください。- 送信ルールに違反したログは、
t_raw_event_logではなく rescue テーブル(t_raw_event_log_rescue)に保存されます。データが表示されない場合は、rescue テーブルのerrorReasonを確認してください。
テーブル構造と分離理由については、イベント保存構造を参照してください。
3. 指標構成の確認¶
データの受信が確認できたら、Create メニューでチャート・ファネル・リテンション・ランキングなどを作成し、収集したデータで目的の指標を構成できるかを確認します。
- 測定値とディメンション値に使用する属性が選択リストに表示されるかを確認します。
- 集計結果が送信したテストデータと一致するかを確認します。
各機能の使い方は、チャート、ファネル、リテンション、ランキングを参照してください。
注意事項 & Tips¶
サンドボックスに対応していないイベント
払い戻し、MMP(Airbridge など)のデータは Hive が直接処理せず、マーケット(Google Play など)や MMP などのサードパーティが Hive に送信します。
サードパーティはサンドボックス環境を提供せず、商用環境からのみ Hive にデータを送信するため、Hive ではサードパーティ経由で収集されたデータが商用のものかサンドボックスのものかを区別できません。そのため、サンドボックスで処理されたデータが商用データに含まれて表示される場合があります。
- 商用環境に送信したテストログは、実際の指標に含まれます。商用環境でテストする場合は、商用環境でテストする場合を参照し、テストデータを指標から除外してください。
appIdフィールドには、Hiveコンソール > アプリセンターに登録されている appId を入力する必要があります。誤った値を入力すると、データが収集されないことがあります。